業者選びに役に立つペット関連事業の業者をご紹介します。

ペット市場コンシェルジュ

厳選おすすめ5社

2020年08月18日 [FAQ]

ペット関連事業に興味があります。

小さいころから犬を飼っていて、動物が好きでした。社会に出たら、ペット関連の仕事をしたかったのですが、運も機会もないままただ時だけが過ぎてしまい、動物と関わりのある仕事にはつけず仕舞いの人生でした。
しかしここにきて、旧知の友人から「オーガニックのペットフードを作り、それを自前のショップで売る」と連絡が来ました。
もともとは彼個人で始める事業だったようなのですが、思い切って一緒にやってみたい旨を伝えたところ、快諾してくれました。長年の夢だったペット関連の仕事をようやく始めることができます。
始めるにあたり、彼も私もペットフード事業について何の知識もありません。オーガニックで体に優しいペットフードを広めたい一心です。まずはペットフードの製造と販売にともなう資格などから調査を始めようと思います。
ペットフード製造事業を始めるにあたり、どんな資格が必要なのでしょうか。アドバイスをお願いします。


回答

ペットフードの製造には届け出が必要です。


長年の夢が成就されたとのこと、おめでとうございます。
ペットフード製造業者ですが、事業の開始前に製造業者の届出を提出する必要があります。
まずは事務所等の住所を定め、会社組織もしくは個人事業主として登録したのち、事務所が所在する都道府県にある地方農政局へ必要書類を提出します。地方農政局ごとにフォームが異なるので、対象地方農政局のHPを確認しましょう。そこに届け出に関するマニュアルも用意されています。
届出の他に、帳簿の備付け、表示の基準、安全基準(成分規格、製造方法の基準)等ルールがあるので、それらをきちんと守る義務も発生します。製造管理・品質管理については特に重要視され、チェックリストもすでに用意されています。
法の遵守状況の確認については、独立行政法人農林水産消費安全技術センター(FAMIC)が原則として無通告で立入検査を行える権限を持っています。
業者として用意すべき帳簿は「製造した場合」「国外から輸入した場合」「事業者に販売した場合」でそれぞれ異なる帳簿をつける必要が出てきます。十分確認したうえで、漏れがないように記帳・保管をしていきましょう。
また、海外のペットフードで問題なく使われている原料や添加物でも、日本国内では使用が禁止されていたり、制限があるものもあります。
家族の一員として認知されてから久しいペット。ペットの長寿を願う人も多いです。ぜひ健康的なものを広く普及させてください。

PageTop

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク